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よみもの

チャリのち、キャンプ。

2017年05月27日 投稿者:いね


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去年のこと。

「クリンズさんでキャンプライドとか企画したらオモロイと思うんだけど。やるんだったら絶対参加しますよ!」

と声をかけていただいたお客様がいっらしゃっいました。確かに前々からその手のライドイベントは思案していのたのですが、なかなか実現にいたらなかった。というのもアウトドアに精通しているスタッフがおらず、経験値が足りてなかったんですね。私もインかアウトか問われればインドア寄り。もちろん自転車にはのってるのものの、ドアの内側にいてコントローラー持ってたり、キーボード叩いたりすることが結構多いのです。

それでいてアウトドアに対する憧れがですね、ぼんやりとあったりするのが矛盾しているところで、「山と渓谷」やPEAKSなど登山雑誌読んで、にわかの知識をため込んだりして、今年こそ涸沢デビュー!などど春になると毎年思うのですが、恥ずかしながらなかんかあ実現しない。

気持ちだけ先走って登山靴とバックパックを買っても結局ほこりコーティングされるだけで、そろそろマズイという焦りがどこかにあったんですねえ。

自転車で言えば、昨今のバイクパッキングの盛り上がり。大型サドルバッグやハンドルバーバッグの登場はローディに限らずに自転車乗りにとって劇的にキャンプライドの敷居を下げてくれました。当店ではバイクパッキング系のアイテムが充実している方だと思います、県内では。そのスタッフがキャンプ分かりません、アウトドア興味ありません、なんてお話にならないでしょう?
このバイクパッキングの波に乗らないと一生インドアの人になってしまうという危機感、それから自転車屋のプライドとアウトドアへの憧憬とが遂に私の重い腰を上げさせたといことになりましょうか。

最終目標はお店レベルでお客さんを巻き込んでの本格的なキャンプライド。で、その前に経験値アップをはかるべく近しい人と近場のキャンプ場まで行くことになったというわけ。今回はそのレポートです。

向かうは小岩井農場の先、相の沢キャンプ場まで。一泊二日の小旅行です。

準備編

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車体はパイドパイパー号をチョイス。ピュアロードの積載能力の可能性を追求したかったので。
ストレージはサドルバッグ、フレームバッグ、ステムバッグ、ハンドルバッグ。当初テントや寝袋はサイズ感がイメージできなくて、キャンプ道具一式が入りきるか皆目検討がつきませんでしたが、ぎりぎりセーフ。最近の登山アイテムは軽量コンパクト化がかなり進んでいるようで、バイクパッキングと相性抜群みたいです。ソロテントなんか大きめのお弁当箱くらいで技術の進歩を感じます。

パッキングした状態で試乗するとシフト操作がハンドルバッグに干渉してストレスマッハだったので、ハンドルを380mm→420mmにサイズ変更。

また、サドルバッグの振れが予想以上に大きかったので、すべり止めシートをシートポストに貼りつけ。これは定番の横揺れ防止策で、それなりに効果はありますね。100円ショップでそろえれるのでおすすめです。

みなさまもぶっつけ本番はできるだけ避けて、事前に試走し安全上問題ないか確認するといいでしょう。トラブルを未然にふせげます。

当日

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予報通りの快晴で、気温も30度近く。絶好のライド日和となって出発前から何もしてないのに皆様ご満悦の表情。私もわたしでキレイにパッキングできてちょっとした充足感。 のはずだったのですが・・・

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なんか違和感・・・そう禁じ手のバックパック!!

(自転車 長距離のるときは)リュック反対!!体には何もまとわないナチュラリズムを主張していたのに・・・今回ばかりはいたしかたなく・・・

というのも参加者が増えテントが足らなくなくって急ぎ用意したもの。4人用なのでかなりのビッグサイズ、自転車に括るのは容量的に不可能であったため、急遽バッグパック(というかドラム缶に近い)を用意した次第。こいつが肩に結構食い込む。後にこのバックパックが肩と腰を破壊せしめんと牙をむき出しにしてくるのですが、それはまた別のお話(王様のレストラン風)いやいや、最初に背負った時点でこいつはモンスターだと気づいていたのですけどねえ、普通のバックパックとなにか食い込み方が違うと。

出発

各々の走力にバラツキがあったのでゆるめのペースでペダルをまわします。途中スーパーで食料を買い出ししつつ、小岩井エリアへ。


ここからがルートの一番のみどころ、「菜の花ロード」。小岩井駅からまきば園まで続く一本道沿いに菜の花がカーペットの ごとく敷き詰められています。距離にして約4kmくらい。天国が実在するならこんな場所なんだろうなあなどと思わせてくれるほどのユートピア。
何回か車でとおったことはあるものの、自転車だと爽快感がまったく違います。脳内に清涼剤を流し込まれたような気持ちよさは一走の価値アリ。こんな風光明媚な場所そうそうあるもんじゃありませんよ。

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小岩井農場を過ぎてからは登り基調。
荷物なしの状態だと特段苦にするような坂ではないものの、バイクパッキング+バックパックは想像以上に難易度高めでした。とくにバックパック。ざっくり目方だと20kgくらいはあった でしょうか。わたくしの肩・腰・首をいい具合に破壊してくれました。こと腰に関しては途中真っ二つに割れそうになって停車しては漕いでの繰り返し。これはもうトラウマレベル。

キャンプ場着


DSC_2194「相の沢キャンプ場」は滝沢市営のテント場。フリーのわりには整備が行き届いてきれいめな印象です。予定時間をかなりオーバーしていたので到着したころには既に夕刻。
いそいでテントを設営するも2回目でまだ要領が分かってない。私がアタフタしている中、隣ではプロキャンパーが手際よく4人用テントとソロテントを設営完了、さすがの光の速さです。

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途中店長着。彼もまた最終奥義リュックを使用しております。

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夕食は謎のアヒージョ祭り。スーパーでは特に示し合わせずに各自食料調達したのだけれど、みんなアヒージョの缶詰を買うというミラクル。
そしてわたしがキャンプで一番やりたかったのがこの缶詰の直火スタイル。ワイルドだけれど理にかなった調理方法をネットで見て、これがアウトドアの本質であると興奮したことを昨夜のことのように・・・

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アヒージョをつまみにビールを流し込む。ほんのり頬が赤らむ。締めにはクッカーで炊いたお米。ただのお米なのに最高に美味しい。余計な調味料はいらない。外で食べているという高揚感が最高のスパイスなのである。白米と塩だけでペロリといけました。

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翌朝、目が覚めるとどうも体がアヒージョ臭い。でも気分は上々。隣の牧草地で牛がのんびりと草を頬張っているのがまた心を和ませてくれるのです。
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朝食のホットサンドが最高に美味しくて涙出そう。ちょっと焦げてるけどね。。

さいごに

これなら週一でもぜんぜんOK、っていうレベルで楽しむことができました。店長もソロテント買うって言ってたし、これからお店レベルでバイクパッキングに傾倒しそうな予感。

お客様を巻き込んでのキャンプイベントに関してはもう少し経験値をためてから企画したいと思っておりますのでもうしばしお待ちあれー♪
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