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商品紹介

コンポの未来はこっちかも。SramのeTapはワイヤレス。

2016年11月21日 投稿者:いね

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シマノ・スラム・カンパニョーロの御三家に加え、FSAも加わり電動戦国時代の様相を呈して来たコンポ業界。どのメーカーも素晴らしい電動コンポを送り出していますが、それでも機械式に比べればマイノリティー。その状況に風穴を開けるべく、各社気勢をはっています。その中でワイヤレスという切り口で、イノベーションを起こそうとしているのがアメリカのSRAM。今年8月に日本でもワイヤレス電動コンポ「eTap」がデリバリーが開始されました。
4ヶ月経過し、いろいろ話を聞くにかなり評判が高いようす。当店にもようやく入荷しました。

重量

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  • シフター左右→ 260g
  • リアディレイラー→239g(バッテリー込)
  • フロントディレイラー→187g(バッテリー込)
  • 総重量→686g

参考までに対抗馬のDI2 9070は

  • シフター左右→237g
  • リアディレイラー→114g
  • フロントディレイラー→217g
  • 総重量→568g

9070は有線電動なので、これにケーブル類の重量をざっくり100g加味すると約668g。そこまで重量的に差がないことが分かります。ちなみにワイヤー式のREDは大体500g。

ケーブルレスで見た目もすっきり、組み付けも簡単。

有線式電動コンポの場合、組付けがメンドイというのをネックに感じている方もいらっしゃるでしょう。バッテリーをシートポストに格納したりジャンクションを配置したりと配線も考えなけれまいけません。ショップにまかせるのが一番ですが、自分で導入する方にはそれが障壁になります。その点、Etapは無線なので、ポン付けでOK。初期設定はあるものの、技術的にはそこまで難しくありません。ポン付けは言い過ぎか。。
それから最近はワイヤー内蔵フレームが増加中。その通し作業をパスできるのは大助かりですね。またフレームやハンドル形状に左右されないという点では、TTバイクと相性バツグン。
ワイヤレスで見た目もスッキリ、これもポイントでしょう。人により違いはあれど自転車は大概、パーツが少なければ少ないほど美しく見えるように思います。

シフトレバー

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肝要の変速方法。左レバーのパドルシフトというスイッチを内側に押し込むと、RDのチェーンが右側のギアに移動します。反対に右レバーのパドルシフトを内側に押し込むと、左のギアに移動します。左右同時押しで、FDが移動します(アウターだったらインナーへ or インナーだったらアウターへ)。ワイヤー式になれてる人はこの方式に戸惑うと思いますが、一週間もすれば体に馴染んでくるでしょう。初めてロードに乗る人だと、こちらの方が直感的で分かりやすい気がします。

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ワイヤー式の場合はレバーを内側にグイッと押し込む感覚ですが、etapはボタンなので、クリックするという感覚。ポチっというアクションバックがあります。誤作動を防ぐため、そこそこの力が必要。まあこれも慣れだとは思いますが。。気になる方は店頭で確認できますので、ぜひ。

それからレバーはボタン電池(CR2032)で駆動しています。

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こぶ部分には、初期ストローク位置の調整ネジ。4段階に調整できるので、手が小さい人や女性でも安心してブレーキ引けますよ。さっきのパドルシフトのクリックもそうですが、ほとんどストロークが必要ないので、その辺加味すると女性に大変おすすめできるコンポといえるかも。

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なお、別売のブリップスを併用すれば、フラット部分で変速できます。拡張スイッチみたいなものです。左右それぞれのシフターに2つブリップス用のポートがあります。そこからケーブル引っ張ってくる構造。全部使えばシフター含め計3箇所で変速できるというわけ。左右全部使えば計6箇所。ヒルクライムのときなどは重宝しそうですね。バーテープで巻き込むように装着するのでフラット部分だけでなく、下ハンドルや肩部分にも装着できます。

リアディレイラー

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もちろん11速。対応歯数は28Tまでとなってるので、そこは注意が必要。最近増えつつある32Tには対応してません。まだ日本未発売ですが、wifli(ワイドギア)対応のetap用RDが用意されるようなので、そちらであれば乙女でもOK。また、ETAPに限らずsram全般に言えることですが、shimanoと一応互換はあるので、現行の105以上のスプロケを使用することも可能。理想なのはsramで統一することですが、できるだけコスト抑えたいということであれば、そういう方法もありますよということで。

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RD及びFDはバッテリーで駆動しています。公称値では満充電で60時間駆動、距離にして約1000kmくらい。充電にかかる所要時間は45分。USBの充電セットも付属しています。バッテリー自体は24gとかなりコンパクト。単体で販売もしているので、スペアを携行することもできます。ここが一つのミソなのですがFDとRDで共通のバッテリーを使用しています。出先でRDのバッテリーが切れてしまった場合、FDのそれとローテーションして、乗り続けることもできちゃいます。

こいつ動くぞ

無線通信もしっかり練らています。どれくらいの距離まで動作するか実験したところ、シフターから50m離れてもOKでした。独自の通信プロトコルを使用しているので混信の心配もないです。もちろん防水性能も信頼できます。一時的に水没しても動くとのことですから相当のもんでしょう。
レスポンスも良好。変速してからのラグもほとんどないですね。バッテリーもワンタッチで着脱できるのでストレスにはならなそう。

また、RD側にボタンが付いています。そこを押すと変速できるので、メンテナンスも捗りそうです。さらにボタン隣にあるランプで大体のバッテリー残量を確認することも可能。この辺はフロントディレイラー側も同じです。

フロントディレイラー

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FDは直付けタイプ。RDもそうですが、バッテリーはずした時は付属のガードを使うと安心です。

USBドングル

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ファームウェアのアップデートはUSBスティックを介して行います。事前にPC(Windos、Mac両対応)にアップデートソフトをインストールする必要があります。特筆すべきはワイヤレスで更新できちゃうこと。これはDI2が持ってない大きな優位性でしょう。接続デバイスを必要ないのもアドバンテージですね。
※新型di2でもワイヤレスで更新できるようになるみたいです。

サイコンと連携して更に便利に

garminなどのサイコンとペアリングすれば、以下の項目を表示することが可能。
・現在のギア位置(F/R)
・ギア比
・バッテリー残量
また、現時点でstravaやgarminコネクトではギア情報を確認できませんが、パイオニアのSGA-CX500ではギア情報をロギングしているので、シクロスフィア(ログ閲覧ソフト)にて時系列でギア位置を確認できます。これをもとにPDCAを回していけば効率的にトレーニングすることができますね。ガーミンユーザーは今後のアップデートに期待しましょう。

価格

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グループセット(RD・FD・シフター・USBドングル・バッテリーキット・ブレーキワイヤー)で197,000円。
普通に考えたら高価ですが、パフォーマンスを考えたら納得、むしろ相当頑張ってくださっていると思います。比較対象のDI2 9070は電動セットは構成にもよりますが、約200,000円。シマノは有線ですから単純に比較できませんが。。
「シマノ>>スラム」という価格イメージを皆さんもってると思いますが、それが「シマノ=スラム」になったんですから。ワイヤレス最終兵器eTap恐るべし。
クランクやスプロケなどを含めたフルセットは328,390円。TTセットは188,000円です。

さいごに

テクノロジーとコンポがうまい具合に融合しているのを見ると、そう遠くない未来にスマホでアップデートとか設定とかできるようになるかもしれませんね。個人的にはアプリを介してバッテリーの残量確認とかトラブル箇所の診断とかできたら最高。
現実としてはシマノユーザーが大多数ですが、sramかっこいいよねとか、sramにしたいなという声は結構聞くので潜在的に憧れを持ってる人はおおいはず。でも値段とか取扱店の少なさから導入を断念する人が多いのでしょう。でも電動コンポに関して言えば、「シマノ=安い、スラム=高い」という構図はもう過去のモノ。
これを見て新規にスラムを狙っちゃうユーザーが増えてくれれば嬉しい限り。あ、別にシマノが嫌いという訳ではけっしてありませんよ。ただ、正直電動についてはSRAMが一歩先を走ってるのは間違いないと思います。来年の新型di2も楽しみですけどね。


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