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よみもの

県道234号線。秘境という名がふさわしい絶品サイクリングコースでした

2015年08月6日 投稿者:いね

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久しぶりの100km越えのロングライドといきごんでたものの、当日の気温は35度。溶けるような暑さを堪え忍びながら目指す目的地は、県道234号線(雫石花巻線)。この県道、実は去年走った道。その時の印象があまりにも良くて「いつか行こう、ではいつ行こう?」と思ってたんです。
場所は雫石の南部、花巻市との境目あたりです(地図は一番下にはっておきます)。雫石花巻線という別称の通り、雫石↔花巻へ行くときに使う道で片道一車線のマイナー道路。交通量はかなり少ないです。15kmの行程ですが、3台の車としかすれ違いませんでした。その割には、ちゃんと舗装されているの走りやすい印象。

 

県道243号線、はじまりの橋この橋から県道234号線は始まります。秘境の匂いがぷんぷんしますね。

 

森がひらけて、開放感が感じられる少し走ると、森が開けます。今走っている場所が山間部なのだと実感させてくれる光景。人工的な物音はいっさい聞こえません。聞こえるのは、野鳥のさえずりとタイヤが転がる無機質な音だけ。

 

route243-12両脇に立ち並ぶ杉の木が、猛烈な日差しを柔らかな木漏れ日にろ過してくれます。

 

連瀧大明神を正面から。蓮滝(レン滝)大明神。雫石方面から行くと、右手に突如あらわる風格たっぷりの鳥居。ここに佇んでると、動物でもなく、人間でもない何か神聖な存在を感じずにはいられません。

 

渓流と県道234号道路を巻くように流れる渓流。この川が見え始めるあたりから、天然のクーラーと言わんばかりに外気が涼しく感じられるようになります。虫も少し多くなるので、気になる人は虫除けスプレーを。

 

渓流を橋の上から。凄まじい透明度を誇る川。マイナスイオンが大量発生してるのか、心がやすらぎます。下界では35度という猛暑。走ること自体億劫に感じてしまう暑さですが、それに比べたらここはアナザースカイ。いつまででも走っていたいと思わせてくれます。

 

コケが繁殖する道県道234号線はゆるやかな坂道になっているのですが、ひんやりとした空気のせいか、はたまた併走する川のせせらぎが心地いいのか、不思議と息はあがりません。自分のペースでペダルを回すことができます。

 

自転車と渓流こういう味のある橋がいくつもでてきます。

 

小川とロードバイクを正面からノスタルジックすぎる小川。自転車と一緒にぱしゃり。今回初使用のfairwetherのフロンドバッグが大活躍してくれました。カメラやタオルなどの小物類がストレスなく取り出せるのはやはり便利ですね。

 

県道234号の終点近く。懐かしい風景。
別にこの場所で育った訳ではないですけど、懐かしく感じずにはいられない。美しいと思える光景が普遍性を持ってるように、懐かしく思えるものにも一定の共通性があると思います。

 

ふるさとの歌詞に出てくるような光景「兎(うさぎ)追いし かの山、小鮒(こぶな)釣りし かの川」という表現がぴったりの光景です。遠い少年時代の思い出がふっと頭をよぎります。

 

夕暮れの豊沢湖こちらは、県道234号線を越えて、花巻温泉郷への道中にある豊沢湖。峠を越えたご褒美ですよ、と言わんばかりの絶景です。日が傾きかけて、いいかんじに水面に反射しています。こいうのがあるから自転車はやめらませんよね。

さいごに

人気のないところを走りたいという方や避暑地をお探しの方にぜひ走ってもらいたいコース。ただし注意点もいくつかあります。途中、峠があるのである普段から走っている方でないとちょいと厳しいかもしれません。それから夏の時期は虫が多いということ。虫除けスプレーなど対策をしてから走られるのが賢明です。
県道234号線を抜けた後は、花巻温泉郷によってひとっ風呂浴びてから帰るのがお薦めです。それではみなさん良い夏休みを!


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