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よみもの

ジロがGIROであるために

2016年05月20日 投稿者:いね

 5月20日、GIROの輸入代理店が変わる。
輸入代理店と聞いてピンと来ない人のために説明をすると、日本の販売の全てを取り仕切っている会社が変わるということである。つまり、日本での販売価格設定や販路が変わるということでもある。ユーザーにとっては良い方にも悪い方にも転ぶ可能性がある代理店変更なのだが、今回はユーザーにとっては間違いなく朗報と言える変更だ。なぜなら「安くなる」からだ。

少し余談。

 5月某日、東京・代官山。新しい輸入代理店のダイアテックさん(BrooksやLezyneも取り扱っている)からGIROのローンチイベントの招待をいただいたので、ご好意に甘えてはるばる盛岡から参加させていただいた。このイベントには本国からゼネラルマネージャーやプロダクトマネージャーなどGIROのトップも招かれている。問題はなぜうちのような小さなお店がこのような重要なイベントに参加したか、である。 

当店ではGIRO製品の販売はしていたけれども、その絶対数は少なく、というかアパレルライン自体が弱かったため、今後どこかのメーカーを軸にしてボリュームを増やしていこう、と思案しているところに「GIRO代理店変更のお知らせ」が舞い込んできた。GIROの製品、特にシューズに関してはデザイン性はもちろん、その優れた使い勝手や機能性は抜群で、心の底から売りたいと思わせれくてれるメーカーだ。天命とまでは言わないが、この代理店変更は一つのきっかけだろうということで、「本格的にやらせていただきたい」とダイアテックさんとお話した次第である。結果として、30dealersの1店舗としてGIRO製品の販売を担うことに。前述したイベントはその30delaerの販売店向けロンチイベントなのだ。

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イベント会場には現在の主力製品が展示されていた。中央にあるのはフラッグシップヘルメット「SYNTHE」。

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こんなお洒落なSPDシューズがあるのもGIROの大きな特徴。

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他にもGIROの歩みを知ることができる歴代アイテムも並ぶ。

GIROのトップはいるし、有名店の店員さんがいるはでひどく緊張気味の中、GIRO製品のコンセプトや機能説明、それからモノづくりに対する姿勢など有益なお話を多数聞くことができた。中でも印象的だったのはGIROの社員さんが心の底から自転車が好きだということである。その自転車ラブがこうじて社内で「グランデューロ」なるライドイベントも発動するほどである。
 

本当に楽しそう。聞こところによると社員のほとんどが自転車乗りだそうで、ライド中に得た着想などを製品開発に活かしているそう。たぶん、「生きた製品」を作れるのはこういう人達なんだろうな、としみじみ実感した次第である。 

なぜこのタイミングで?

話は戻る。そもそもなぜ輸入代理店の変更が必要だったのだろうか?大きな理由としては
①現在のGIRO製品が適正な価格でユーザーに提供されてない。
②販路がコントロールされてない。
というのがあげられる。①については確かにと思った方もいるのではないだろうか?日本での販売価格は海外のと比べるとかなり割増で設定されていた。そのせいでおしゃれ高級ブランドのイメージでGIROを捉えられていた人もいると思う。アメリカでは違う。ヘルメットやシューズに関してはNo.1ブランドと言っても過言ではないくらいに使用率が高く、どちらかと言うと大衆的なブランドというイメージが強いかもしれない。
②についてごもっともで、今までは大型スポーツ量販店からプロショップまで様々な場所で販売されていた。これはこれで悪いことではないのだが、やはり製品に対する専門的知識をもったショップに販売してもらいたいという思いがあったようだ。
もう一つの理由としてダイアテックさんがGIROと今後のVISIONについて深く共有できてたというのもあるかもしれない。つまるところ、現状の日本のジロがちょっと無邪気で、本国側が求めてるGIROの本来あるべき姿と乖離してしまったということであろう。

何が変わるのか?

代理店が変更になると具体的に何が変わるのだろうか?
一番わかりやすい変更点は冒頭にも述べたように価格の適正化(値下げ)である。一つ例を挙げるとGIROのフラッグシップシューズでもあるEmpire SLX。¥50,000→¥39,800。約20%ほどの値下げである。
Empireに限らず、シューズ・ヘルメットを中心に2割前後低めの価格設定になる。今まで値段で躊躇していた方もこれで決心がつくのではなかろうか。それくらいインパクトのある値下げである。
それから正規販売店で購入した場合に、「60DAYS TO DECIDE」という特別な補償プログラムが受けれるようになる。海外では既に開始しているサービスだが、60日使用してみてサイズが合わなければ無償で交換できるという太っ腹な内容だ。現時点ではヘルメット・シューズのみが対象となっている。ちなみに当店で購入した場合もこの補償を受けることができる。

新生ジロ

今年でGIROは30周年を迎える。今までも紐靴のロードシューズやヘルメットのRok Locシステムなど他メーカーではできないようなアイデアを形にして我々を楽しませてくれた。しかも実用的なレベルで。これからも我々の度肝をぬくようなアイテム、とまではいかなくてもユーザーに寄り添ったアイテムをしっかり作ってくれることに期待している。今まで知らなった人もこれを機にGIRO製品を是非ともチェックしていただきたい。また、ネットやカタログで見るのと実際に見るのとでは印象が違う。今回シューズ・ヘルメットを大量入荷したので、できればお店で手にとってその良さを実感していただきたい。

 

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